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ホワイトデーの逆襲

投稿者:
  • 投稿日:2019/3/13
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はーい皆さん、注目注目!えー、本日はホワイトデーであります。どういうワケか男が、バレンタインのお返しをしなくちゃなんない日です。世間では、やれ三倍返しだの高級ハンドバッグだのと言われてますけど…正直、俺、そんな金ありません!黒「ブーブーブー!」だからと言って『そんならカラダで払えや、オラオラオラッ!』的な展開も、今日はナシにします。セックスはいつでもデキますけど…っていうか、年中休みなくシてますんで、今日は真心込めたバレンタインのチョコのお返しに、こっちも真心込めたお菓子で対抗するコトにしました。重ねて言いますけど、今日はスケベ抜きです!誰ともオマンコしません!始「ブーブーブー!」俺、前世で百回くらい世界を救ったんじゃないか?と思えるほど、恵まれてます。こんな素敵な女の子たちに囲まれて、ウハウハのハーレム暮らしだなんて、いったいどこのエロゲだよっ!?ってなモンです。だから俺、ホント、みんなには感謝の気持ちでいっぱいなんです。そして、コレが…俺の、感謝の印です!!テーブルの上の大皿から、こぼれるくらい大量な、色とりどりのマカロンの山。クープ・デュ・モンド・なんたらかんたら優勝のパティシエール、白陛下に特訓してもらって、失敗に失敗を重ねながらも、どうにかこうにか食べても腹を壊さないシロモノが出来上がりました。とはいえ、なにぶん初めてなんで、あんまり味には期待しないで欲しいんですけども…。白「あんなコト言ってるけど、みんな安心してね~?試食したけど、ちゃんと美味しく出来てるわよ~♡そうねえ、点数で言うと…60点くらいかな~?」なに、その…微妙に辛い点数?もしかして自分基準?コンビニのスイーツに遠慮なく0点付けちゃう、アレですか?始「…ふむ」俺の顔とマカロンを、じっと交互に見つめていたしーちゃんが、くすりと笑って、まず手を伸ばす。始「うむ、存外悪くない。極上の美味とはお世辞にも言えぬが、えも言われぬ味わいがある。そなたの手作りとあらば、さすがに不味いとも言えぬしな♡」続いて、兄の調理の実力を知り抜いているイクが、恐る恐る口に運んで、目を丸くする。イ「やだ!なにコレ、美味しいっ!あっちの兄さん、カップ麺しか作れないから覚悟してたのに…なによ、ちゃんと美味しいじゃない!?ああもうっ!お菓子まで作れちゃうなんて、こっちのお兄ちゃんサイコ~っ♡」そうかそうか、喜んでもらえてお兄ちゃんも嬉しいよ。…今回おまえからチョコもらった覚えはないけどな?ア「うわ!マジだ!!ちょっと甘すぎて虫歯になるかもだけど…お兄ちゃん、コレ美味しいよっ!?」レ「ああっ♡ホワイトデーのお返しとして、モナミが、我が母国フランスの誇るお菓子を選んで下さったなんて…これに優る栄誉はありませんわ!感激のあまり胸がつまって、今にも涙があふれそうです!!フランスを代表してお礼申し上げますね、モナミ♡」アルちゃん、レオンちゃんも、ぱくぱく頬ばりながら嬉しそうに目を細める。永「うんうん、糖質は脳ミソにも大切よ~。もっとも、摂取しすぎると糖尿で勃ちが悪くなるけど…まあ、キミに関してだけは、ソレはないか。うん、ないない♡」永楽さん…どこまでいってもソレですか?結局のところ、ソレなんですか!?ラ「彼氏さんも、悪知恵が働くわよねえ?みんなからチョコもらってて、誰か一人に特別なお返しはできない。だけど、この人数で乱交パーティーなんかやらかしたら、ホワイトデーの日付が変わっても終わるはずがない。それでも、みんなに等しく、感謝の気持ちを贈りたい…そうやって悩みに悩んだ末が、この大量のマカロンなんでしょ?…いいわ、その悪だくみ、乗ってあげる♡」ラムちゃんが、ウィンクしながらにんまりと微笑む。まあ、ラムちゃんにはお見通しだよなあ。ある意味、俺の性格一番よく知ってるワケだし。さて、それでは、彼女であり、婚約者であり、一番美味しく食べて欲しかった…黒陛下はといえば。黒「…まったく、ダイエット気にする女の子に、山盛りのマカロンなんて。太っちゃったらどうすんのよ!?あんたってホント、ぜんぜん気がきかないんだからっ!!ま…まあ、美味しいから、イイけどね♡」うんうん、たくさん食べて下さいね。黒陛下はもっと肉付き良くてもいいくらいですから、特に胸とか…(メモはここで途切れている)