地上最強のダッチワイフ

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黒「…ふわ～あ。南西デイリーと潜水艦狩りも終わったし、午前の演習も済ませたし、東急ワンツーと遠征も出したし、明石にカスダメの泊地修理も任せたし、昼メシまで一眠りすっかニャア。…あ、寝る前にトイレ行っとかないとニャン。よっこいしょっ、と（きゅぽん♡）…ふう、ここんとこずっと尻尾付けっぱなしだったから、お尻にビーズ入ってないと、なんかスカスカして落ち着かないわねえ。コレ外すと猫神様モード解除されて、ネコ耳まで消えちゃうし。ま、さっさと出すモン出して、さっさとお尻に尻尾挿れなおして、さっさと惰眠をむさぼりますかね～♡…って、ぐえっ！？（ドゲシッ！）」？「不審者発見、ただちに無力化します。抵抗は無意味です！（ギリギリギリ…ゴギッ！）」ドッタンバッタン！ドカバキ、グシャアッ！！白「あらあら、あらあら。ドスンバタンしてるから何事かと思えば、いったいどうしちゃったの～？」？「あ、陛下。不審者を捕らえました！ご覧下さい、陛下の偽者です！！まんまと陛下になりすましたつもりでしょうが、私の目はごまかせません！こんな貧相な胸の陛下が、居てたまるものですか！？」黒「むっ！むがーっ！むぐぐ、むがあああーっ！！」白「あ～。ソコから説明しないとダメなのね～。とりあえず、チキンウィングフェイスロック外してあげてちょうだい。その子、確かにおっぱいは小っちゃいけど…私の双子の妹なのよ～♡」？「…はい？」・・・・・・・・・・・・？「知らぬこととはいえ、大変失礼いたしました、妹陛下。まさか貴女様が、話にうかがっていた『オトコの部屋に引きこもってゲームとセックスばかりしているバカ妹』だとは思いも寄りませんでした。ご無礼の段、なにとぞお許し下さいませ。…ちっ」黒「今コイツ『ちっ』って舌打ちした！『ちっ』って～っ！？しかもなんか、口では謝ってるクセに、人をゴミみたいな目で見てる～っ！！だいたい誰よコイツ！？あたし、こんなヤツ知らないわよっ！？」始「まあ、そう怒るでない。こやつも、悪気があったワケではなかろう。なに、そなたがゲームとやらにかまけておる間にな、縁あってこの帝室に置くこととなった下働きよ。顔を合わすのは初めてであったな？ほれ、これなる妹の康熙も、そちが主君として仕えねばならぬ皇帝の片割れじゃ。きちんと自己紹介くらいしてみせよ」？「はい、大帝陛下のご下命とあれば。…申し遅れました。私は、非対称戦用特殊任務特化型ダッチワイフ、キリング・オブジェクト・ワンサウザンド。KO-1000と申します。もし呼びにくければ、素材に用いられた個体の呼称である勾践と呼んでもかまいませんし…」ベ「あーっ！もうセンちゃんったら、あれほど奥様に失礼があっちゃダメって言ったじゃないのーっ！？今はちょっと、ゲームがお忙しくてダメダメな生活パターンだけど、コレでもれっきとした旦那様の許嫁で、この帝国の皇帝陛下なんだからね～っ！？」セ「…この、大根で私を指さしている、買い物帰りの不良品オナホのように、センちゃんと呼んでもかまいません。名前など、私たちにとっては、単なる個体識別用の符号に過ぎませんから」べ「申し訳ありませんでした、奥様っ！この子、ホントは優しくて素直なイイ子なんですけど、ちょっと人見知りなトコがあって、あと筋金入りのツンデレだったりなんかして、ついつい生意気な口きいちゃうんです！どうか笑って見逃してあげて下さいっ！！」セ「余計なお世話よ！このヴァンピールくずれの不良品オナホっ！！アンタなんかにお節介焼かれるほど、落ちぶれちゃいないわよっ！？」べ「なっ！なんですって、この軍用払い下げダッチワイフ！！そりゃ登録ユーザーは旦那様だけど、買ってあげたのは、このあたしなんだからね～っ！？」セ「バカ言ってんじゃないわよっ！ほとんどお金出してくれたの、陛下…えっと、姉陛下じゃないっ！？アンタなんかの安月給で、私が買えるワケないでしょ！？バーカバーカバーカ！！」べ「バっ！バカって言うほうがバカなんですーっ！！センちゃんのバーカ！バーカ！ヴァーカっ！！」わーわー！ぴーぴー！ぎゃーぎゃー！！黒「んー。鎮守府もドタバタしてたけど、ウチもいろいろドタバタしてたんだなー。（棒）」